XNAで作成されたゲームで遊ぶには

XNA3.0で作成されたゲームを遊ぶための手順をまとめました。

Windowsの場合

【環境の確認と実行に必要なプログラムのインストール】

XNAで作成されたゲームをWindowsで実行するためには、とりあえず以下の環境を満たしている必要があります。OSとビデオカードが条件を満たしていて、Windows Updateを満遍なく行っている場合は、XNA Frameworkのインストールのみでほぼ大丈夫です。ClickOnceで配布されている場合は色々と手順を省略できるのですが、お目にかかったことがないので割愛します。
[OS]
 Windows XP SP2以上、Windows Vista SP1以上であること。
[ビデオカード]
 DirectX 9.0c, シェーダモデル1.1以上に対応したビデオカードであること。
[DirectX]
 DirectX 9.0c 以上がインストールされていること。
 インストールはDirectX End-User Runtime Web Installerをどうぞ。
[.NET Framework]
 .NET Framework 3.5 以上がインストールされていること。
 Windows Updateを使用するかこちらから。
[XNA Framework]
 XNA Framework 3.0 がインストールされていること。
 インストールはこちらから。例外として、ネットワーク対応・GamerServices(フレンドリストとか)対応のゲームを使用している場合はGame for Windows Liveのランタイムが追加で必要となります(XNA Game Studio 3.0のインストールが手っ取り早いです)。

【ファイルの取得から実行まで】

大抵の場合、Windows用のXNAゲームはzip形式の圧縮ファイルか、ccgame形式で配布されています。zipの場合は普段使用している解凍ソフトを使って解凍してください。ccgameの場合は、XNA Frameworkのみでは実行できません。XNA Game Studio 3.0をインストールした後にファイルをダブルクリックすると次のようなダイアログが表示されるので、信頼できるものかどうかを確認できたら「Unpack」ボタンを押してインストールを開始します。インストールが完了したら、インストール先のフォルダが自動的に開きます。

インストール先のフォルダを開いたら、種類がアプリケーションとなっているファイル(大抵の場合、上のダイアログに表示されるものと同じアイコンになっているはずです)を開くことで、ゲームが開始されます。

Xbox360の場合

インターネット上で配布されているXNAで作成されたゲームをXbox360で動作させるには、XNA Creators Club(有料)に加入し、Windows上でXNA GSでの開発及びXbox360へのデプロイが可能となっている必要があります。XNA Creators Clubに加入したゲーマータグでサインインした状態でコミュニティゲームの一覧からXNA Game Studio Connectを実行し、以下の画面になったらWindows上でXbox360用にパッケージされたccgameをUnpackすることでゲームを転送することができます。