DC版カオスフィールド

ドリームキャストシューティングゲームカオスフィールドが先日発売されました。いわゆるザコキャラが一体も登場せず、ひとつのステージで最大3体の大型機を次々と破壊していく、という内容となっています。
このゲームは元々アーケードで稼動していたのですが、「ゲーム特有の得点システムを巧く利用しないと全く面白くない」システムであり、何十回も繰り返しプレイをしないとこのことに気づけないため、多くのプレイヤーが1〜2回やった後見向きもしなかったと思われます。
この「ゲーム特有の得点システム」とは、コンボ数が増えるにしたがって敵破壊時の得点が増えるというもので、このゲームにおいて効率良く得点を稼ぐ方法は、
オーダーフィールド(敵の攻撃が比較的緩やかで、アイテムが出やすいモード)において、特殊攻撃でコンボを途切れないようにしながら敵パーツを破壊しアイテム(特殊攻撃の使用回数が増える)を取得する
カオスフィールド(敵の攻撃が激しくなるが、特殊攻撃が弾にも効くためコンボ数が稼げる)に変更して弾を消しコンボカウンタ数を増やす
→特殊攻撃のストックが切れたらオーダーフィールドに戻ってコンボを途切れないようにしながらアイテムを……
というものなのですが、フィールドチェンジによって弾幕量が激変するため、恐らく多くのプレイヤーが「フィールド変更=難易度変更」と認識してしまっていると思います。
フィールドチェンジで緊急回避と強調しておきながら、オーダーフィールドでいざ緊急回避したら敵がより厳しい弾幕を放ってくるわけで、これに理不尽さを感じない人がどこにいるのでしょうか。
というわけで、このゲームをやるにあたってはフィールドチェンジ=緊急回避という考えは捨て、カオスフィールドで積極的にコンボ数を稼ぐことを念頭に置いてプレイしてみてください。1面で2000HITを出せるようになったらこのゲームの良さが判るかもしれません。たぶん。